元外資系金融OLが綴る♪英語よもやま話


by lohas_k
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仕事で英語を使うということ


大手企業が社内公用語を英語にするというので
ちょっとした話題になっていますね。

朝、新聞記事を読みながらふと外資系勤務時代
のことを思い出しました。

私が勤めていた会社は、外国人比率がかなり高い
アメリカ系の会社でした。海外にも支店があったので
そちらの社員ともやりとりすることが多く、必然的に
一日の大半は英語を使って過ごしていました。

では、どういうことに英語を使っていたかというと。

仕事の進捗状況や方針についての報告メールを
送るのはもちろんですが、むしろ仕事の催促の
メールに神経を使って時間をかけていた気がします。

社内公用語を英語にするというのは、もちろん根底に
グローバルな規模で外国人と働くという目的があるんでしょうが、
これって共通言語よりも国民性、文化、個々の性格などなど
他の要素も理解した上でうまくやり取りしていかないと
結局のところとっても難しいんです。

日本だったら1時間もかからないで済む仕事が、
1週間毎日催促して、やっと仕上がるような現実も
極端な話あるわけで、国内海外を問わず一緒に働く人々の
根底に流れる、仕事に対する姿勢が同じでないと
「言葉が通じる」イコール「仕事がはかどる」には
繋がらないんです042.gif


個人的な実感としては、英語を必要とする作業は
社内の翻訳チームかどこかにまかせて、一人一人の
社員はそれぞれの仕事に集中した方が良いのでは
ないかな?と思います。一番避けたいのは、英語も
仕事も中途半端、あるいは、英語は出来るけど仕事の
センスがないという社員が増えてしまう状況。

仕事で英語を使うということは、英語で自己主張が
できるということ。ここぞ!と言う時に論理的に自分の
主張を説明できるということです。これができるレベル
でないのに英語を使うことを強いられるのであれば、
企業全体としての生産性にはあまりプラスには
ならないかもしれませんね。


いずれにしても、真のグローバル化に大切なのは
言語能力よりももっと総合的な表現力や思考能力
ではないかなーと思う今日この頃です。

小中学校の英語の授業で、外人教師と生徒達だけで(日本人の先生不在で)
苦労してやり取りする時間を増やせば良い経験に
なるのになーとも思います。
不自由な思いが後々の「頑張ろう!」066.gifという気持ちの
原点になりますからね。

後は、日本人としてのぶれない姿勢を持ち続けること。
英語を話すということは、外国人と対等に話すことであって
外国人になることではないですから。

日本文化の根底に流れる、忍耐と静寂を尊ぶ気持ち。
考えてみれば外国人が憧れるJAPANのイメージは
そういう部分が投影されている日本文化だったりします。

公用語を英語にするのもいいけれど、業務時間内に
和文化のお稽古をさせてくれるような会社があったら
何だかカッコ良くて魅かれますね070.gif063.gif
by lohas_k | 2010-07-27 18:03 | 外資の日々