元外資系金融OLが綴る♪英語よもやま話


by lohas_k
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Let me...の使い方

let は、文法的にいうと使役動詞です。

使役動詞はいろいろありますので、それは別途勉強していただくとして
とりあえず、今日の外せないポイントは、
使役動詞 + 目的語 + 原形不定詞(要は動詞の原形です)というかたちです。

letを使う表現、ネイティブはとてもよく使います。

誰かと一緒に行動しているときに、
"Let me go to the bathroom."  (ちょっとトイレ行って来ます。)とか

"Let me give you a good example." (ひとつ例を挙げますと。。。)とか

ちょっと長めで

"Okay, let me try to put something together for you
by the end of this week."
(了解、今週末までに何か考えてまとめてみますよ。)

てな感じで、自分がする動作に関して使うときは、へりくだったニュアンスが出るので
便利なんでしょうね。日本語の謙譲語にちょっと似てますね。

ちなみに034.gif
英語には「です、ます」的な敬語はありませんが、その分、いろいろな表現を駆使して
その状況にあわせて相手への敬意を表現します。

ネイティブばかりの会議に出席して感じることは、皆さんのびのび発言しているようでも
相手が話している間は遮らないとか、マナーを大切にしているということです。

もちろん、そうでない人や場面もたまにありますが、その場合は結構後を引いたりします。
Rude(無礼)であることは、西洋社会においては、基本的にはタブ―なんですよね。

日本でも同じはずなんですが、私の個人的な印象ですと、日本人の方がそのあたりの
感覚はゆるやかな感じがします(^^;)。
by lohas_k | 2011-06-26 18:23 | なるほどネイティブ表現

ハケンの感覚

このタイトル、派遣社員の経験がある方ならば、どんな感覚かお分かりになると思います。

派遣社員は、英語で言うと"a temp"です。つまり「期間限定」を指す"temporary"が
そのまま呼称になっています。

期間限定が前提の派遣社員に対して、社員さんは" a permanent staff"または
従業員を指す"employee"です。"a perm"などとは呼ばれません。

会社に新しいスタッフが入って来たとして、

"Who is she?" (彼女誰?)

" Uh, she's a temp." (派遣さんだよ。)

という短い会話があったとします。

聞いた人が得た情報は"a temp"だけですが、これで質問者のSheに対する見方は
ある程度決まって来るわけです。そして、Sheも自分がそう見られていることを
よく分かっているわけです。

抽象的な表現ですが、この感じ、派遣社員を経験したことがある方ならばよく分かると
思います。そしてtempのはずなのに、その期間が長くなればなるほど、employee
との待遇の違いを痛感していくことになります。

私は派遣社員を7年続けました。英語の勉強をしたいという目的があったので
割り切ってはいましたが、どれだけ頑張っても評価はされないtempであるため
悔しい思いも沢山しました。一箇所がそれぞれ3年以上と長かったので、
社員さんを教育する立場のお仕事もしたことがあります。1年位で辞める方も多い
会社だったので、そういうこともあり得たわけです。

企業は正社員を雇用する場合、いろいろな観点から判断をして、採用条件を決めます。

働く側にとっては、何らかの理由で、正社員向けの採用条件にあわなかった場合に
派遣社員という選択肢が出てきます。

事情は、ひとそれぞれだと思いますが、派遣社員をするならば、プライドを持って
割り切ることが大切です。好きで派遣をやっているんだと思うことが大切です。
もちろん、時間単位の契約ですから、時給の分はしっかり働くプロ意識はもっと
大切です。

求めすぎず、頑張りすぎず、そのあたりのバランスのとり方と割り切り方が上手な
方は派遣社員がとても向くと思います。

私は、頑張りすぎる派遣でした。「社員」になったら悔しい思いはしないで済む!
と奮起して外資系に転職して、派遣生活よりちょっと長い期間、社員の経験もしましたが、
帰り道に思わず悔し涙が溢れてくるような経験はやっぱりありました。

派遣社員でも、社員でも、バラ色の毎日なんてありません。
でも、働くってそういうことだと思います。

私は、派遣のときも、社員になってからも、たくさんの良い出会いに恵まれました。
そういう方々とのおつきあいはまだ続いています。
悔し涙は流しても、悪いことばかりではないですよね。派遣も、社員も。068.gif069.gif072.gif




by lohas_k | 2011-06-25 20:40 | 派遣の涙

Thinking outside the box

本日のネイティブ表現はこちら → "Think outside the box!" 

ネイティブと一緒に知恵を出し合うようなシーン(マーケティング会議など)の
定番の表現です。

例えば、クリエイティブな意見が欲しいのに、イマイチな意見が続いたりすると
"We need to think outside the box."と中心人物が言ったりします。

これが、もう少しカジュアルな関係だと、命令的な呼びかけで
"Think outside the box!"となかば、突っ込まれる感じで言われたりします。
あるいは、何か名案をひらめいた人が、得意気に周りの人にこの表現を使ったり
もします。

さて・・・、では日本語ではどういう意味なのか。

意味を言わずに、シチュエーションで説明したのは英語頭の体操のためです。

今、あなたの頭の中は、boxってどんなbox???という質問でいっぱいですか?

残念ながら、boxにとらわれ過ぎると意味は分かりません。

大切なのは、Think outsideの方です。

直訳で言えば、「既成概念の外側を考えましょう。」ということ。
つまり、boxをあなたのheadと置き換えると分かりやすいでしょうか。
ちょっと懐かしい表現で「やわらか頭」と言うともっとしっくりきますか045.gif?


問題にぶつかったとき、煮詰まってしまって、しばらく進めなくなるのは
日本人も外国人も同じでしょう。

そんなとき、新しい発想を受容できるかどうか056.gif、と
変化(=それまでの体制の否定)を素早く実行に移せるかどうかが
前進or停滞or後退の明暗を分けますよね。

"Think outside the box."で、常に新しいものの見方をする心がけは
大切ですね。「自分は絶対に正しい。」と思ってしまうことほど、人生の可能性
を狭めるものはないですから。

この表現の詳しい説明は、こちらをどうぞ。。。
(英文ですが、ポイントは、冒頭のセクションくらいなので頑張って読んでみて下さい058.gif)
by lohas_k | 2011-06-13 18:37 | なるほどネイティブ表現

ビジネスと受動態

「受動態」と聞くと、コテコテの文法話なイメージがありますよね。
だから、ビジネスと並んで書いてあるとなんだか違和感が。。。

しかし、英語で仕事についてのやりとりをするとき、特に文章を書くときは、
受動態を使うか、能動態を使うかの判断はとっても重要。

特に、急ぎでもないんだけど、さりげなく、仕事の催促をしたり、対応してくれたか
どうかの確認をしたいときは、結構気を使います。

そんなとき、現在完了形と、受動態を使ったこんな表現が便利です。

Has this correction been made to the web site?

Thanks.


今回は、「この件、ウェブサイトの修正はもう終わってますか。」という意味ですが、

主語とtoの後を変えれば、いろいろと応用がききますよね。

そして、忘れては、いけないのが、最後につける、Thanks.です。

せっかくナイスに書いたつもりでも、最後のThanks. がないと、好感度ダウンです。

逆に、誰かにはっきり仕事をお願いしたいときは、
Can you please take care of ...? とか、
Could you ...? のような書き出しで、
期限があれば、はっきりそれも書いてお願いします。

どちらの場合も、やっぱり最後は、
Thank you. をラストに一言。
Regards. も良く使われますが、
お願いごとの後は、やっぱりThank you. の方が感じが良いです^^。

外国人とのお仕事、相手がフレンドリーな方のようでも、
仕事中は、「礼儀を忘れず。」の姿勢がとても大切です。
逆に068.gifの席はノビノビと、素で居る方が喜ばれます。

万国共通なお話でしたね001.gif

Thank you.058.gif
by lohas_k | 2011-06-08 20:12 | なるほどネイティブ表現

台湾で通じない英語

今でも、ときどき思い出す、台湾旅行の思い出。

それは (台湾旅行と言えば定番の) 変身写真館での出来事でした。

そもそも、アジアには、英語が通じる国と、あまり通じない国があります。
台湾は、どちらかと言うと、通じないことの方が多いイメージです。

しかし、どこであっても、旅先で、必ず一度は聞くであろう質問があります。

それは。。。「トイレ、どこですか?」 です。


基本的に、アジア旅行では、外出中はトイレに行かない方が安心です。
ホテルや高級レストラン以外だと、危険だからというよりは、日本人に
とっては(衛生面で)かなりツライ状況にでくわすことが多いからです。

何度か、旅行をしていると、「ここなら安全だな?」と勘が働くようになって
来るので、そういう場合はすかさず、場所を聞いてトイレに行きます。

前置きが長くなりましたが。。。


さて、台湾で通じない英語とは。。。。

なんと、toilet, bathroom, ladies' room の全てがダメでした。

Where is the [ *******]?

と三パターンを連呼しても、「心底分かりません。」という表情で
お店の女性 (5人ほど) は私を見つめます。

「えー、なんで分かんないの???」 と私もどんどん困惑の表情になっていきました。

すると005.gif
そのうちの一人の女性が突然何かひらめいたように叫びました。「WC?」

すると、周囲の女性も、口々に、「WC! WC!」005.gif005.gif

「えー、なんで WC???」 と驚きがさめない、私を連れて、そのうちの
ひとりが私を WC に案内してくれました。

そして。。。
ドアに書かれた、WC の二文字を指さして、安堵の笑みを二人で交わしたのでした。

てなわけで、台湾に行って、トイレ表現通じずに困ったら、迷わず、焦らず
「WC」 使ってみてください。

Whereistheもなしで、大丈夫なはずです。

以上、例外的に英語が通じない、変身写真館だったのかもしれませんが、
ご参考まで006.gif

今日のワンポイント英語レッスン

toilet, bathroom, ladies' roomの前にはtheをつけましょう!

by lohas_k | 2011-06-07 19:35 | 海外でハプニング

契約書翻訳のはなし

こんなかたいタイトルで、どなたが読んでくださるのだろう。。。
と思いながら、でも、書いてます(^^;)

ここのところ、賃貸借契約書の翻訳が多いのですが、
翻訳しながら、常々思うのが日本と西洋の文化の違いです。

日本人は、わびさびの文化がまだどこかで残ってるのか
多くを語らないことが良しとされますよね(国会では違うようですが。。。)。

暗黙の了解のもとに社会が成り立っていて、それで円滑に生活していける
というのは素晴らしいことだと思います。

当然契約書も、極端な話、「口約束でいいでしょう。」といって作らないとか
作っても、大筋を決めておいて、「あとはおいおい話しあって、決めましょうよ。」
のような友好的な関係を前提としています。

もちろん、そうでない場合もありますが。。。

では、欧米はどうか。

西洋人の契約に対する認識は、かなり緊張感があります。
お金持ちの場合は夫婦間でも、結婚する前に同意書を締結して
「離婚することになっても相手の財産を分けてくれとは言いません!」
的なことを書面で確認したりします。

元気がある方はこちらで詳細をどうぞ001.gif 
Prenuptial agreement 


つまり、うまくいけばいいなぁとは思いつつも、失敗することも前提としている
からこそ、転ばぬ先の杖で契約書をすごく頼りにしている訳です。

あれも、書いておこう、これも書いておこうと、想定できるあらゆるパターンを
盛り込んで、かつ、言葉の意味も、これは、「こういう意味だからね。」と
定義にかなりのエネルギーを費やします。

プライバシーに対する意識もとても強いので、そのあたりも要注意です。

だからでしょうか、日本語から英語に翻訳をしていると、なんだか、
原文が当事者の善意を前提としていることにちょっとホッとしてしまう一方、
これだと相手に「突っ込まれるんじゃないかな~。」と少し心配にも
なったりしまいます。それで、親しくさせていただいているお客さんの場合は
それとなく、そのあたりをお知らせしてしまったりしている訳です。

伝わる英語のコツの中には、外国人を前にしたら、日本人の感覚を
ちょっと捨てて、相手の視点から物事を考えて見ることも入ってますね。
というか、これ、かなり大事です^^。
by lohas_k | 2011-06-06 21:02 | 伝わる英語のコツ