ハケンの感覚
2011年 06月 25日
このタイトル、派遣社員の経験がある方ならば、どんな感覚かお分かりになると思います。
派遣社員は、英語で言うと"a temp"です。つまり「期間限定」を指す"temporary"が
そのまま呼称になっています。
期間限定が前提の派遣社員に対して、社員さんは" a permanent staff"または
従業員を指す"employee"です。"a perm"などとは呼ばれません。
会社に新しいスタッフが入って来たとして、
"Who is she?" (彼女誰?)
" Uh, she's a temp." (派遣さんだよ。)
という短い会話があったとします。
聞いた人が得た情報は"a temp"だけですが、これで質問者のSheに対する見方は
ある程度決まって来るわけです。そして、Sheも自分がそう見られていることを
よく分かっているわけです。
抽象的な表現ですが、この感じ、派遣社員を経験したことがある方ならばよく分かると
思います。そしてtempのはずなのに、その期間が長くなればなるほど、employee
との待遇の違いを痛感していくことになります。
私は派遣社員を7年続けました。英語の勉強をしたいという目的があったので
割り切ってはいましたが、どれだけ頑張っても評価はされないtempであるため
悔しい思いも沢山しました。一箇所がそれぞれ3年以上と長かったので、
社員さんを教育する立場のお仕事もしたことがあります。1年位で辞める方も多い
会社だったので、そういうこともあり得たわけです。
企業は正社員を雇用する場合、いろいろな観点から判断をして、採用条件を決めます。
働く側にとっては、何らかの理由で、正社員向けの採用条件にあわなかった場合に
派遣社員という選択肢が出てきます。
事情は、ひとそれぞれだと思いますが、派遣社員をするならば、プライドを持って
割り切ることが大切です。好きで派遣をやっているんだと思うことが大切です。
もちろん、時間単位の契約ですから、時給の分はしっかり働くプロ意識はもっと
大切です。
求めすぎず、頑張りすぎず、そのあたりのバランスのとり方と割り切り方が上手な
方は派遣社員がとても向くと思います。
私は、頑張りすぎる派遣でした。「社員」になったら悔しい思いはしないで済む!
と奮起して外資系に転職して、派遣生活よりちょっと長い期間、社員の経験もしましたが、
帰り道に思わず悔し涙が溢れてくるような経験はやっぱりありました。
派遣社員でも、社員でも、バラ色の毎日なんてありません。
でも、働くってそういうことだと思います。
私は、派遣のときも、社員になってからも、たくさんの良い出会いに恵まれました。
そういう方々とのおつきあいはまだ続いています。
悔し涙は流しても、悪いことばかりではないですよね。派遣も、社員も。
派遣社員は、英語で言うと"a temp"です。つまり「期間限定」を指す"temporary"が
そのまま呼称になっています。
期間限定が前提の派遣社員に対して、社員さんは" a permanent staff"または
従業員を指す"employee"です。"a perm"などとは呼ばれません。
会社に新しいスタッフが入って来たとして、
"Who is she?" (彼女誰?)
" Uh, she's a temp." (派遣さんだよ。)
という短い会話があったとします。
聞いた人が得た情報は"a temp"だけですが、これで質問者のSheに対する見方は
ある程度決まって来るわけです。そして、Sheも自分がそう見られていることを
よく分かっているわけです。
抽象的な表現ですが、この感じ、派遣社員を経験したことがある方ならばよく分かると
思います。そしてtempのはずなのに、その期間が長くなればなるほど、employee
との待遇の違いを痛感していくことになります。
私は派遣社員を7年続けました。英語の勉強をしたいという目的があったので
割り切ってはいましたが、どれだけ頑張っても評価はされないtempであるため
悔しい思いも沢山しました。一箇所がそれぞれ3年以上と長かったので、
社員さんを教育する立場のお仕事もしたことがあります。1年位で辞める方も多い
会社だったので、そういうこともあり得たわけです。
企業は正社員を雇用する場合、いろいろな観点から判断をして、採用条件を決めます。
働く側にとっては、何らかの理由で、正社員向けの採用条件にあわなかった場合に
派遣社員という選択肢が出てきます。
事情は、ひとそれぞれだと思いますが、派遣社員をするならば、プライドを持って
割り切ることが大切です。好きで派遣をやっているんだと思うことが大切です。
もちろん、時間単位の契約ですから、時給の分はしっかり働くプロ意識はもっと
大切です。
求めすぎず、頑張りすぎず、そのあたりのバランスのとり方と割り切り方が上手な
方は派遣社員がとても向くと思います。
私は、頑張りすぎる派遣でした。「社員」になったら悔しい思いはしないで済む!
と奮起して外資系に転職して、派遣生活よりちょっと長い期間、社員の経験もしましたが、
帰り道に思わず悔し涙が溢れてくるような経験はやっぱりありました。
派遣社員でも、社員でも、バラ色の毎日なんてありません。
でも、働くってそういうことだと思います。
私は、派遣のときも、社員になってからも、たくさんの良い出会いに恵まれました。
そういう方々とのおつきあいはまだ続いています。
悔し涙は流しても、悪いことばかりではないですよね。派遣も、社員も。
by lohas_k
| 2011-06-25 20:40
| 派遣の涙